チョコキャラメルパイとラズベリースコーンで紅茶の時間

 悩みつつ もがきつつ ゆったりとした喜びある日々を

2019-01-01から1年間の記事一覧

病んでまた明日

一体いつまで病んでんだ 薬を飲んでも眠れない夜は 孤独が深い

多い方がいいですよってね。

シベリアは カステラでようかんを 挟んだ お菓子 宮崎駿の 風立ちぬで 主人公が それを買うシーンがあって それが 私とシベリアの 初めての出会い たぶん甘くて しあわせそうだと 感じたので ずっと頭に残ってた たまたま おやつのレシピを読んでたら シベリ…

捧げるこころ。

そうだよなと思う。 無音で 寒くて 暗くて これが 夜だと あしたは 日の出に こころを 捧げる

ごめんなさいマルガレーテ。

コケモモで 料理を作りましょう マルガレーテは 最後に その言葉を残して 旦那さんのところに 旅立ってしまった 残った私は ひとり ラジオをかけて、 台所でビールを飲みながら ピーカンパイを作る 出来上がったばかりのパイを ダストボックスに捨てる ごめ…

絶望と夜に。

夜になると 絶望の度合いが ひどくなる いつまで 人生続くんだろう 私を 病気に追いやった 奴らに 憎しみの 祝福を 私は 私は ただ 息をしているだけの 人間ですらなく 肉塊 もう疲れた

目を閉じて。

目をつぶる 何もない無音の世界のはずが 騒がしい 夜空を くじらが泳いでいる ながめて やあ また今度 と あいさつした後 ひとりで 前向きに 絶望する 夜

真夜中のトムヤムクンヌードル。

夜中のトムヤムクンヌードルは 神様 全部いなくなって 雲を越えて 飛ぶことだってできる 100歳を越えて 亡くなった 作家の文章の 中にダイブ トムヤムクンヌードルは 神様

お菓子と紅茶を召し上がれ。

わたしの 言い様のない グロテスクな 醜悪な 浅はかな こころに カスタードクリーム いっぱいの さくさくの シュークリーム 召し上がれと 美術館の ミューズが 穏やかに 微笑んでいた 黒をも 抱き締めてくれるのだろうか 私はただ 紅茶とシュークリームの 穏…

火吹きのマリオ。

火吹きの芸をする マリオに 親方は言いました それが最後だよ マリオはわかっていました 赤いリボンをつけた 女の子がやってきて コーンブレッドを マリオに差し出しました あたたかくて そして マリオの人生全ては 色彩に満ちた 晴れやかなものだったと 最…

大黒さまこんにちは。

チャーハンを 作る 冷蔵庫をあけたら 大黒さまがいらっしゃって にっこり笑って もう少しですよと 言う もう少しって 何がですか それは これからのお楽しみ そう言ったら 去年ついたお餅を片手に 飛んでいった 私はチャーハンを作る 卵の黄色をみて 折れた…

黒い祝福。

獅子が からだの上に乗って 私は 砂に沈む 花がみえる 黒い 花が 嘆く 笑う 祝福する さあ 死の 始まりです ハレルヤ!

それでいい。

ここから どこから 声を出そうか オレンジを絞った ジュースを つくる 私は寝たまま 亡くなった 祖母に 話しかける

100年前の物語に

シャバドゥバ 宇宙から 木星人がやってきて 一緒にビールを飲んだ 話は弾んで 少しの間酔いつぶれたら 彼は私に ギフトをくれて 一人帰っていった 木星は幸運の星 知らなかったけど ギフトには 下を向いてなかないでいい チケットが入っていた 彼の名前は知…

しあわせなくまくん2

外では 青い鳥がハミングし お日様は にこにこと笑っていました ようこそ くまくん 待っていたよ くまにはわかりませんでした ぼくが幸せなら みんなが喜んでくれるのは 何でだろう くまくんは ずっと一人で 穴のなかにいました でも 森のみんなは くまくん…

しあわせなくま。

青い空をみて とっても幸せなくまが ダンスを踊ります 木も花も鳥も うれしくなって リンゴのきをつけたり ジャスミンの花を咲かせたり 鳥はソネットを吟い くまはいつもの したをむいていたので みんなが心配していたのでした くまは空を流れる 雲が コッペ…

撃て。

こころを撃て ならば 血によって 復活する 何度でも

ある夜

そこにあるのは何だ 見えるかもしれないが 今は見えない 諦める 救いのものか 為らば現れる ロヒプノールを飲む ブラックアウト 夜が始まる

這う心。

怒りは やつらに 心をえぐられた 傷から 悲しみは 魂の 火傷から 人は 私は 弱くて 脆い 這いつくばって 生きる 生き延びる

あなたの人生。

夜に のどがかわいて 台所の戸をあけようと したら 掃除機が テレビをつけて アイスクリームを食べていた 何してるの と 問うたら 仕事、 と一言答えて 今度は ポテトチップスのふくろを 開けて おいしそうに 食べはじめた あなたの人生だもんね 好きなこと…

さあ冒険だ。

銅鑼の音がする 現実から マシュマロの世界へ 飛び込める 合図 そこは 皆優しかった でも皆 心に痛みを抱えていたから 優しい人たちだった それをわかったとたん また戻り 戦っていく 準備をはじめた 苦しくないよ ただ マシュマロの世界の人たちの 愛と涙を…

風のスープ。

ことこと グツグツ スープを 煮込みます そのなかには 言葉があって 絵画があって 命があります コーンブレットと一緒に 旅に疲れた 男に 差し出します 男は 持っていたソードで 風を刻み 荒れ狂う空を 駆け抜けていったのでした 悲しみと一緒に

パン、デモる。

観客の皆さん レーズンから おこされる レーズン酵母を ご存知ですか 我々の命の源であります ですが 彼らは非常に気難しく 我々も幾度となく 存続の危機にさらされてきました さあ ここで デモをしようじゃありませんか レーズン酵母の平和を 訴えるのです …

むこうみずは力です。

この世にあること 全部 無理 と言った 瞬間 惑星行きの 切符が 手に届いた チョコレートのロケットで 目指すは フルーツケーキ星 着いたら そこで 勇敢で むこうみずな 力を授けてくれる 不思議な石を集めて ここに 帰ってきたら キャンディにして みんなに…

言葉は甘くね、柔らかに。

言葉を やわらかく 慈しむには どうしたら いいんだろう わたしの口から 出るのは 苦しい つらい しにたい だけど それはあんまりに 言葉に失礼で 可愛そうで できたら 苺ショートケーキ のように 繊細に 甘く こわれないよう 彩って 上げたい という 想い

飛ぶ男。

マーティンは 人生に疲れていた ポケットには 昨日幼い娘が 粉をそこらじゅうに まきちらしながら 作ってくれた アップルパイ いつまでここにいただろう もうすぐだ パイをひとくちかじる そして 飛んだ 気まぐれな 悪魔のもとに

心に弾をこめて。

その かごの中にあるのは わたしの魂です 真綿にくるまれて 朝がくるのを 待っています 夜は暗いです 鬼がきて 食べられるかも 明日の朝御飯は パンケーキ に オレンジジュース 魂に弾をこめたら カウボーイよろしく 心を切り裂き 邪魔するやつは フルーツグ…

電気のアイスクリーム。

溶けるように暑い夏に クーラー君がひとり 泣きはじめた ぼくもアイスクリームが 食べたい 電気の神様が 不憫に思って 雷さんに頼んで ピリッと爽快な 雷アイスクリームを 食べさせてあげました パクッとクーラー君が 食べるや否や 眠くなってしまったのでし…

ことばとどら焼きのシーソー。

もっともらしい言葉はいりません ただ わたしがひつようなのは ほうじ茶と上質なあんこが 幸せそうに 挟まれている どら焼きです そこには ただ、 しかし ほっとする 幸せがあるような気がします 言葉よりも どら焼きが偉い時だって あるような気がします

ごろりと寝転んで深刻さをガリガリくん。

なんとかなるよ という 甘い言葉 私にはアイスクリーム のような 蜜の響き 果たしてそうだろうか そうでなくとも ハロー! とやってきた 現実を 乗り越える 受け止められる 強さを 夜 ガリガリくんを たべながら 寝転がって

さすがあなたはホットチョコレート。

こころ切れ切れ マシュマロのベッド 大丈夫よと とりあえず ホットチョコレート を おもむろに 差し出す おかしみに変わる瞬間 動き出す

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